無垢材 東濃桧を使った階段改修

3月中旬から4月中旬にかけて、豊田市内のT様邸の地下車庫への階段室改修工事をさせて頂きました。

廻りがコンクリートの壁、梁ですので、アンカーを適材適所に設置して、ボルト類にて軸組を固定するとことから始まりました。着手前には、十分既設の測量を行い階段の割り付け図面を作成して取りかかりました。

地下駐車場と、倉庫にそれぞれ専用の引き戸サッシを設けて階段室として区画してあります。地下の踏み込み部分には、無垢材桧のザラ板を2分割にして設置しました。

 

階段は、無垢材 桧の節有りで、東濃桧です。踊場の段縁は、自社倉庫で5年ほど寝かしてありました、欅の無垢材を加工しました。無垢材には、自然素材のワックスを2回塗ってあります。少し甘く森林浴が感じられます。

階段室内壁は、地階で湿気がたまりやすい事を考慮して、ケイサンカルシウム板の8ミリを張りました。壁と天井が白いので、地下の暗いイメージがなくなり、清潔感が感じられます。当然階段ですので、連続した木製手摺を設置してあります。

階段室外部の壁は、車庫に面していますので、防火サイディングにて囲ってあります。